安藤忠雄展~挑戦~@新国立美術館【エトセトラ】

現在開催中の安藤忠雄展に行って来ました。今回はいろいろ見どころありますが、まず会場構成もご本人です。今回の展示では、過去の展覧会でもあまり多くはなかった主要な住宅作品を一挙公開しています。住宅建築はプライバシーの関係もあるので、なかなか見れないのですが、今回はかなりの点数を見ることができます。安藤建築に住むってどんな感じでしょう?音声ガイドでは、ご本人曰く『住みにくいですよ~。』って言うと、施主が『頑張ります!』という話も聞けるので音声ガイドはおすすめします。

もし、安藤建築に住みたいという方は集合住宅もありますよ。本当に多くのプロジェクトがあって、さらに現在進行形のものもたくさんあります。安藤建築は日本はもとより、世界中にありますので実際に体験する機会も少なくないと思います。実は気が付いてなかったけど、体験してたなんてこともあるかもしれません。会場で一際目立っていた、島ごと模型になっていた直島プロジェクトの展示は圧巻です。30年以上にわたり関わり続けている直島プロジェクト。直島は世界中から多くの人が訪れる素晴らしい場所だと思います。今回の展覧会で一番の話題はやはり、「光の教会」1分の1模型です。模型??じゃないですね。1分の1ってことは原寸大、実際の建築と同じサイズです。しかも、展示といえどもコンクリートです。そして、この展示はその規模から美術館の増築扱いで建築申請が必要だったそうです。建設費は入場料も充てる予定だそうですが、基本的に安藤建築事務所負担だそうです。

展覧会ポスターの写真は荒木経惟
展覧会ポスターの写真は荒木経惟
直島の模型:海が映し出さだれています
直島の模型:海が映し出さだれています
地中美術館:地上に出ているところは少ない
地中美術館:地上に出ているところは少ない
光の教会内部:クロス部分にガラスはいない
光の教会内部:クロス部分にガラスはいない
外から見たところ
外から見たところ